【VIカード物語】ep2「ダイスの物語」

希望の始まり

 夜空に煌めく無数の星々を背に、神々の都オリンポスの頂にそびえる宮殿で、最高神ゼウスは愛する息子ダイス・ウォーカーの成長を誇らしげに見つめていました。ゼウスの雷霆を宿した剣を握るダイスは、若き勇者としてその名を轟かせ、剣の腕はすでに一流の域に達していました。朝な夕な、宮殿の庭では、ダイスの剣と雷の音が響き渡ります。父の指導の下、彼は来るべき脅威に備え、日夜たゆまぬ鍛錬を重ねていたのです。オリンポスの神々もまた、この平和な日々が永遠に続くことを願っていました。

 しかし、その平穏は長くは続きませんでした。冥界の深淵から、魔王ハデスが、世界征服の野望を胸に、悪魔の軍勢を率いて地上へと侵攻を開始したのです。かつてオリンポスを追放されたハデスは、ゼウスへの深い怨念を募らせ、忌まわしきタイタンをも生み出し、世界を闇に包み込もうとしていました。彼の狙いは、世界の全てを冥界の冷たい支配下に置くこと。その黒い影は、オリンポスの聖なる光すらも覆い隠さんとしていました。

 戦いは、瞬く間に熾烈を極めました。ゼウスはオリンポスの神々を率い、ハデスの軍勢に真っ向から立ち向かいました。雷霆が轟き、神々の力が大地を揺るがします。ダイスもまた、父と共に戦場を駆け巡り、その雷の剣で悪魔たちを次々と薙ぎ払いました。一振りで何体もの悪魔が塵と化し、その姿はまさに若き雷神そのもの。彼の剣捌きは、もはや神話の域に達していました。

 しかし、ハデスの軍勢はただの悪魔の群れではありませんでした。ハデスが生み出した黒い霧の魔王、破壊神ステカーは、実体を持たず、全てを闇に引きずり込む恐るべき力を持っていました。ステカーは、ダイスの剣術をもってしても捉えきれない、幻のような存在。その霧は触れたものを腐食させ、精神をも蝕んでいくのです。

 冥界の奥深く、タルタロスでの激戦の最中、ダイスはステカーの巧妙な罠にはまり、その黒い霧に囚われてしまいます。全身を締め付けられ、意識が朦朧とする中、ダイスは遠くで父の叫びを聞きました。

「必ず助ける!」

 悪魔どもを薙ぎ倒し、ゼウスが助けに来たのです。ゼウスがたった1人なのに対し、ハデス軍の悪魔は、圧倒的な数であることは、ダイスからも見えました。ダイスも必死に黒い霧から抜け出そうとします。しかし、ダイスの体は鉛のように重く、指一本も動かせません。

 息子を救うため、ゼウスは自らハデスの前に立ちはだかりました。ゼウスの雷霆が悪の魔法と激しく衝突し、タルタロス全体が轟音と共に震動します。しかし、ハデスは狡猾でした。彼はダイスを盾に取ることで、ゼウスの攻撃を封じたのです。

「ゼウスよ、この愚かな息子は、お前の弱点だ!」

 ハデスの邪悪な笑みが、ダイスの目に焼き付きます。そして、ダイスの身代わりとなり、ゼウスは魔王ハデスにその命を奪われたのです。ゼウスの体が光の粒子となって砕け散る瞬間、ダイスの瞳から一筋の涙が流れ落ちました。

 ダイスの叫びがタルタロスの闇に虚しく響き渡りました。その声は届かず、ゼウスの魂は冥界の奥底へと、冷たい風と共に消え去っていきました。その光景を目の当たりにしたダイスの心には、深い絶望と、ハデスへの激しい憎悪が、燃え盛る炎のように刻み込まれました。彼の手に握られた雷の剣は、まるで父の悲しみを代弁するかのように、激しく震えていたのです。


新たな仲間たちとの出会いと覚悟

 父の死によって深い悲しみに沈むダイスは、冥界の奥深く、グリム・リーパーによって魂が封印される場所へと連行されました。冷たい鎖が体に食い込み、希望はどこにも見当たりません。グリム・リーパーの大鎌が振り下ろされるたび、魂と肉体が消滅します。ダイスは、必死に抵抗しましたが黒い霧からは抜け出せません。魂が完全に囚われる寸前、彼の脳裏に父の言葉が蘇ります。「決して諦めるな、ダイス。お前には、世界を救う力がある。」ダイスは、そのまま意識を失いました。

 意識を失う中、ダイスは夢を見ます。大地スリナムの近く、新海アトランティスの海が凍りつき、そこで暮らす人魚たちが、全身氷のモンスター、ダイヤモンド・デーモンに捕らえられ、冥界へと送られようとしている光景でした。これは夢ではなく、現実に起こっていることだとすぐにわかりました。ダイスの頭の中に、世界が映し出されます。世界各地で、タルタロスの悪魔たちが生み出されているのです。ハデスの魔の手が、すでに神々の領域を超え、地上へと及んでいることに、ダイスの心は激しく揺さぶられます。このままでは、世界が闇に包まれ、父の命が無駄になってしまう。

「父は、こんな世界にしたくなかったはずだ…!」

 胸に去来する父の遺志と、絶望の淵から湧き上がる怒りが、ダイスに最後の力を与えました。彼は目を覚ますと、無意識のうちに体から光が放たれました。黒い霧は一瞬で消し飛びます。ダイスは残る力を振り絞り、グリム・リーパーの目を盗み、辛くも冥界から脱出することに成功します。傷つき、疲弊し、心身ともに限界に達しながらも、ダイスの瞳には強い決意の光が宿っていました。ハデスを倒し、父の仇を討ち、そして世界に平和を取り戻すことを誓ったのです。

 スリナムの大地を彷徨うダイスは、エルフの森で一人のエルフと出会いました。ウィザードと名乗るその青年です。彼は、オリンポスの神々を嫌っていました。神々の争いが、遠く離れたスリナムの大地にも影響を及ぼしてきたと考えていたからです。しかし、ダイスの話を聞き、ゼウスがスリナムの大地を守ったこと、エルフの森に友であるアダムがいることを話しました。そして、世界を守りたいという夢を語りました。ダイスの決意と、ハデスを倒すという共通の目的に触れるうち、ウィザードの心に変化が生まれました。彼は、ダイスと共に戦うことを決意します。

「お前が真に世界を救う意思を持つのなら、このエルフの森の魔法使いウィザードも、お前の力となろう。」

 ウィザードは、森の精霊たちに語りかけ、ダイスに回復の魔法を施しました。その温かいオレンジの光に包まれ、ダイスの心と体は少しずつ癒されていきました。

 

 数日が経ち、心身ともに回復したダイスはエルフの森をウィザードと共に出ます。スリナムには大地を守る戦士たちがいたことを、父から聞いていました。ダイスとウィザードはスリナムの街で仲間を集めます。

 そんな中、ある魔術師の話を聞きます。「マギア」という魔術師の弟子が強力な魔法使いであることを耳にします。ダイスは弟子を探しました。山を越えて街を訪れ、森を抜けて村を探します。20日ほどでしょうか。その魔術師を捜索し、ダイスはついにカース・オリオンと出会います。カースは、師匠であるマギア・ローレンから魔術の全てを学び、その才能を開花させていました。彼は普段は冷静沈着でしたが、ダイスの瞳に宿る揺るぎない覚悟と、その奥に秘められた深い悲しみに触れ、心を動かされました。

 カースは、静かにしかし力強く、ダイスに協力することを誓いました。彼の言葉には、信頼と確かな力が込められていました。

 そして、かつて父ゼウスとは馬が合わず、何かと反発していた海の神、海王神ポセイドンも、ハデスを倒すという目的のためにダイスに力を貸すことを決意します。ポセイドンの王国である新海アトランティスにも、ハデスの魔の手が伸びていたからです。新海アトランティスが凍りつき、人魚たちが捕らえられているというあの夢は本当だったのです。ハデスの愚行は、ポセイドンにとっても見過ごせないものでした。「ゼウスには色々と貸しがあるが、ハデスを野放しにするわけにはいかん!」

 

 まずは新海アトランティスに現れた怪物ダイヤモンド・デーモンからです。ダイス、ウィザード、カースと共に、ポセイドンは、激しい怒りを露わに、氷の軍勢を率いるダイヤモンド・デーモンと激突しました。新海アトランティスの深海で、海中に巻き起こる激しい波と氷の嵐。ダイヤモンド・デーモンの凍結能力は驚異的で、触れるもの全てを瞬時に凍らせていきます。しかし、ポセイドンの三叉の槍が放つ水の力は、その氷を砕き、デーモンの体を粉々に打ち砕きました。激しい水流がデーモンの残骸を洗い流し、凍っていた海が再び動き出します。ポセイドンの勝利に、捕らわれていた人魚たちが歓喜の声を上げ、海の底から感謝の光が沸き上がりました。

 ダイスには、心強い仲間がいました。愛機であるドレイクのイクセルです。その滑空の速さは世界一で、ダイスを乗せて空を駆け巡り、戦場を自在に移動しました。さらに、大地の女神ガイアのドラゴン、ガイアのドラゴンもまた、ハデスが生み出したダーク・ドラゴンの出現を知り、ダイスに力を貸しました。大地を耕す炎を吐くガイアのドラゴンは、イクセルと共闘し、ハデスの生み出した骨のみの怪物、ダーク・ドラゴンと対峙しました。

 ダーク・ドラゴンが全てを炭にする青い炎を吐き出す中、イクセルはその速さを活かして炎をかわし、ガイアのドラゴンとの連携で、ついにダーク・ドラゴンを打ち倒しました。激しい空中戦の末、ダーク・ドラゴンの骨が砕け散る音は、勝利の雄叫びのように響き渡り、空には清らかな風が吹き始めました。


古き友の樹とプーカの秘宝

 一行は、旅の途中でエルフの森の奥深くにそびえ立つ古き友の樹の兄弟を訪れました。顔があり、手に斧と鎌を持つ双子の樹は、山を耕し、草木の世話をする存在で、かつてゼウスとも親交が深かったアダムの息子、双子の兄弟です。彼らは静かにダイスたちの話を聞き、その悲壮な覚悟に心を動かされました。

 「ハデスは、世界に唯一存在する魔法の宝石、レッド・ダイヤモンドを狙っている。オリンポスのゼウスの部屋に厳重に封印されていたその宝石は、持つ者の願いを一つだけ叶えるという。ハデスはゼウスの死後、まんまとそれを盗み出したのだ。この物語は、このレッド・ダイヤモンドを巡る壮大な戦いでもある。」

 古き友の樹は、深く根を張った幹のように、重々しく語り始めました。そして、古き友の樹はさらに続けたのです。「ハデスはレッド・ダイヤモンドだけでは足りず、もう一つ願いをかなえるために地上に来ているのだ。それは、この森に住む妖精プーカの頭に咲く、ピンクの花。プーカの花を摘むと願いが叶うと言われているが、それはプーカ自身が持つ純粋な生命の力が凝縮されたものだ。ハデスは、その力を手に入れ、レッド・ダイヤモンドと共に2つの願いを叶え、世界を意のままに操ろうとしている。」

 プーカというのは、頭にピンクの花を咲かせ、アヒルのようなくちばしを持つ、大きな水色の目をした妖精でした。丸い体にはピンクの毛が生え、手はなく、足は短くアヒルのようでした。普段は古き友の樹の周りで草木の世話をしたり、小動物と戯れたりしている、この上なく温厚で無垢な妖精です。その純粋な心は、ハデスの邪悪な力に触れると簡単に傷ついてしまうでしょう。プーカを守り、その花を手に入れることが、レッド・ダイヤモンドの力を再生させ、ハデスの野望を打ち砕くための唯一の道だったのです。


冥界タルタロスへの進撃

 仲間たちの協力を得て、ダイスはハデスの本拠地である冥界タルタロスへと乗り込みました。レッド・ダイヤモンドの奪還、そして父の仇を討つため、ダイスはハデスとの最終決戦に挑んだのです。タルタロスへと続く道は、不気味な静寂に包まれ、一歩踏み出すごとに冷たい空気が肌を刺します。

 タルタロスは、悪夢のような光景が広がっていました。無数の悪魔が蠢き、破壊神ステカーの黒い霧が辺りを覆い、視界を遮ります。タルタロスの入り口で、ダイスたちはまずグリム・リーパーとその配下の魂の番人たちと対峙しました。グリム・リーパーの大鎌が唸りを上げ、死のオーラが辺りを包み込み、ダイスたちの魂を切り刻もうとします。


 グリム・リーパーの唸り声が、深淵に響き渡ります。ダイスは雷の剣で迎え撃ち、電光石火の斬撃で魂の番人たちを蹴散らしました。エルフ・ウィザードは精霊魔法で番人たちを足止めし、カース・オリオンは魔術で支援します。激しい斬撃と魔法の応酬が繰り広げられ、どちらが優勢とも言えない状況が続きました。

 その時、グリム・リーパーの背後から、黒い霧がうごめき始めました。破壊神ステカーです。実体を持たないステカーの攻撃は、物理的な剣では防ぎきれません。ダイスは苦戦を強いられ、再び黒い霧に囚われそうになります。彼の足元が闇に飲み込まれ、体が痺れていくのを感じました。

「ダイス、光を信じろ!」

 その声とともに、カース・オリオンが前に出ました。彼の額には汗が滲んでいましたが、その瞳には強い光が宿っています。カースは、師匠マギア・ローレンから学んだ魔術の全てを解放し、ついに覚醒するのです。彼の体からまばゆい光が放たれ、闇を打ち払うかのように周囲を照らします。光の魔法を操る魔術師カース・オリオンとして、彼はステカーに渾身の一撃を放ちました。光と闇が激しく衝突し、タルタロス全体が震動します。ステカーの黒い霧が徐々に晴れていき、ついには光の中に封印されていきました。

 ダイスはカースの肩を叩き、二人は顔を見合わせて力強く頷きました。その手には、確かな勝利の感触が残っていました。しかし、これはまだ始まりに過ぎません。


宿命の対決、そして奇跡の再生

 さらに奥へ進むと、ついにダイスは魔王ハデスと対峙しました。ハデスは玉座に座り、不気味な笑みを浮かべていました。その手には、禍々しい輝きを放つレッド・ダイヤモンドが握られています。その輝きは、まるで血の色のようでした。

「よくぞここまで来た、ゼウスの愚かな息子よ。だが、お前も父と同じ末路を辿るだけだ。」

 ハデスの声が、タルタロスの冷たい空気に響き渡ります。彼はレッド・ダイヤモンドの力を使い、恐るべき悪の魔法でダイスに襲いかかりました。無数の闇の棘がダイスを襲い、地面から巨大な闇の手が伸びてきます。父の死、仲間たちの犠牲、そして世界の命運が、ダイスの双肩にかかっていました。ダイスは雷の剣を構え、ハデスの攻撃を必死で凌ぎます。ウィザードも、カースも、ハデスの魔力で気を失っています。ダイスの剣は、父の雷霆の力を宿しているものの、ハデスの悪の魔法は底知れぬ力を秘めていました。

 闇の魔法がダイスを追い詰め、彼の体にはいくつもの傷が刻まれます。しかし、彼は倒れません。脳裏には、父ゼウスの顔が、そして共に戦った仲間たちの顔が浮かびます。彼らが自分に託した希望を、無駄にするわけにはいきません。

 激しい攻防の末、ダイスの心に眠っていた力が目覚め始めました。ついにダイスは覚醒します。父ゼウスの雷霆が、ダイスの剣に宿ったのです。それは、ゼウスがダイスを助けるために身代わりとなった際に、魂に残した最後の力でした。ダイスの全身から雷が迸り、彼の剣はまばゆい光を放ち始めます。その光は、ハデスの闇を打ち払うかのように、タルタロスを照らしました。それは、最高神ゼウスの息子としての真の覚醒でした。

 ダイスは、その覚醒した力でハデスを圧倒し、渾身の一撃を放ちました。雷の剣がハデスの胸を貫くと、彼は断末魔の叫びを上げて黒い煙と共に消滅し、レッド・ダイヤモンドがその手から転がり落ちました。

 ダイスは息を切らしながら、地面に膝をつき、レッド・ダイヤモンドを手に取りました。その輝きは、まるで願いを叶えるたびに力を失うかのように、弱々しく、今にも消え入りそうでした。一度しか願いを叶えられないというレッド・ダイヤモンドの制約が、ダイスの心に重くのしかかります。ハデスは倒されました。ですが、世界に真の平和が訪れたと実感するには、まだ何かが足りない気がしたのです。

 その時、ダイスの足元に、小さな影が跳ねるように現れました。それは、プーカでした。彼らの激しい戦いを、ずっと陰で見守っていたのでしょう。プーカの頭のてっぺんに生えた芝生のような草の頂点には、一輪のピンクの花が咲き誇っていました。その花は、まるで希望の光のように輝いていました。プーカは、ダイスの手から光を失いかけたレッド・ダイヤモンドをじっと見つめ、そっと自分の頭からピンクの花を摘み取りました。そして、その花をダイスの手に乗せたのです。

 プーカの花がレッド・ダイヤモンドに触れると、驚くべきことが起こりました。レッド・ダイヤモンドから再びまばゆい光が溢れ出し、その魔力が再生されていくのです。プーカの純粋な生命の力が、レッド・ダイヤモンドの力を蘇らせたのです。その光は、ダイスの心をも温かく包み込みました。


 ダイスは、再び強力な魔力を取り戻したレッド・ダイヤモンドを掲げ、心からの願いを込めて叫びました。

「この世界に、永遠の平和を!」


 レッド・ダイヤモンドの光が世界を包み込み、傷ついた大地は癒され、生命が再び息吹を取り戻しました。オリンポスに新たな光が差し込み、スリナムの大地には緑が溢れ、人々は争いをやめ、互いに手を差し伸べました。父ゼウスの犠牲は無駄ではなかった。世界は、確かに平和になったのです。

 ダイス・ウォーカーは、若き勇者から、世界を救った真の英雄へと成長しました。彼は仲間たちと共に、平和な世界を築き上げていくことでしょう。そして、彼の物語は、世代を超えて語り継がれる伝説となったのです。

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